ダイヤモンドの加工

ダイヤモンドというのは、天然の鉱物の中では最も硬い物質です。それでいて、あの輝きを放っている。要は希少価値が高く、なおかつ見た目も美しいからこそ、ここまでの人気を博しているわけなんですねえ。

仮に、ダイヤモンドがそこら中に転がっていたならば、どんなに硬くても、どんなに輝きを放っていたとしても、ここまでの人気は培われなかったことでしょう。これこそが、希少価値なのであり、付加価値でもあるのです。

とまあ、いずれにしましても、ダイヤモンドはこの世で一番硬い天然鉱物なわけですが、ここで一つ疑問が生まれてきます。「そんな硬いダイヤモンドをどうやって加工しているのか?」という疑問です。

売られているダイヤモンドって、どれもキレイにカットされていますが、あれはどうやって実現しているのでしょうか。だって、この世で一番硬いということは、それを加工する術がないように思いません?。

紙をハサミで切れるのは、ハサミのほうが硬いからです。野菜を包丁でカットできるのは、包丁のほうが野菜よりも硬いからです。私は文系出身なので、物理の法則に関しては何の知識もありませんが、これくらいの知識は有しています。

とまあ、こういう疑問を抱いていたわけですが、その答えは簡単に見つかりました。それは「ダイヤモンドをカットするためにはダイヤモンドを利用する」という、至極シンプルな答えです。

なるほど、同じダイヤモンドを利用してカットするわけなんですねえ。でも・・、加工用のダイヤモンドを用意するのって、なんかちょっともったいない気もするし、何よりかわいそうな気がする。

だって、加工されたダイヤモンドは、ラグジュアリーなお店に並べられて、お金持ちの人に買われていくわけでしょ。一方で、加工用のダイヤモンドといえば・・。うーん、一口にダイヤモンドといっても、その存在価値は全く違うんですね。人間と同じです。